広告アフィリHQ / Lesson 04
直リンクが通らない理由から、Google・Metaの審査を通すLPの型、Cloudflare Pagesでの公開までを1本でつなぐ。到達点は、規約を通るLPを自分で組み立てられるようになること。
A8.net等のASP規約は「広告主サイトへの自動遷移=直リンク」を原則禁止している。だが実務でつまずく人の多くは、ここで「ASPの規約さえ守ればいい」と考えてしまう。実際にはASP規約とは別に、Google・Metaというプラットフォーム側にも独自の禁止事項があり、この2つは連動していない。片方をクリアしても、もう片方で不承認・アカウント停止になる。
| ロック | 誰が定めるか | 破るとどうなるか |
|---|---|---|
| ASP規約 | A8.net等 | 成果否認・報酬の返還請求 |
| 媒体ポリシー | Google / Meta | 広告不承認・アカウント停止 |
具体例で見る。報酬1,300円のU-NEXT案件を、Meta広告からASPの案件ページへ直接飛ばしたとする。ASP側では「直リンク」として否認対象になり、仮に見逃されても、Meta側は「広告の遷移先が独自ドメインのLPではなく他社の登録ページである」ことを検知して広告そのものを不承認にする。二重に詰む構造だと理解しておく。
Googleの広告ポリシーには「Insufficient original content」という項目がある。ここでいう不承認対象は、他サイトへ送るだけの中継ページ(bridge page / doorway / gateway)。「間にドメインを1枚挟めば直リンクではなくなる」という説明をネットで見かけることがあるが、これはGoogleには通用しない誤解。中継するだけで独自の中身がなければ、それだけで不承認理由になる。
もう1つ、表示URLと実際の遷移先ドメインが食い違う「Destination mismatch」も不承認理由になる。広告に出すURLと、クリックした後に着地するURLのドメインは一致させる。
Metaの広告ポリシーは「広告とランディングページの製品・サービスは一致していること」を明確に求めている。クローキング(審査用の表示と実際の表示を変える)や、審査・執行を回避する行為は最重度違反として扱われる。
具体例。広告クリエイティブで「動画配信サービスの無料期間だけ使い倒す方法」と訴求しておきながら、遷移先のLPが英会話の広告になっていたら一致要件違反。広告文とLPの主役(案件・訴求)は同じでなければならない。
規約の話とは別に、成果を出すための実務上の鉄則がメッセージマッチ。広告のフック(見出し・訴求)と、LPのファーストビュー(開いて最初に見える範囲)が言葉としてつながっていないと、クリックした人は「あれ、違うページに来た」と感じて数秒で離脱する。
メッセージマッチが崩れると離脱率が上がるだけでなく、GoogleのDestination mismatchやMetaの一致要件の審査でも引っかかりやすくなる。訴求とLPの言葉を揃えることは、CVR対策であると同時に審査対策でもある。
LPをゼロから発明する必要はない。スワイプ分析/LP・セールスコピー/00_INDEX.md配下には147件超のオプトインLPを同一基準で評価した資産があり、そこから抽出できる基本の型がある。初心者はこの順番で組めば、独自価値の要件も自然と満たしやすい。
Lesson02のステマ規制の続き。PR・広告である旨は、広告クリエイティブとLPの両方に、それぞれ分かりやすい位置で表示する。LP側の望ましい位置は、ファーストビューの直下かヘッダー付近。ページの一番下に小さく置くだけでは「表記した」と主張できても、実質的に気づかれない表記は不十分と判断されるリスクがある。
受け皿LPのホスティング先として、個人が無料〜低コストで使える代表例がCloudflare Pages。細かい操作は別途扱うとして、流れだけ押さえる。
オーガニック流入向けのサイトと、広告から来る有料トラフィック向けのLPでは作り方の前提が違う。有料トラフィックは「今この瞬間に離脱される」前提で設計する。
次のLPが規約を通るか、自分でチェックしてみてほしい。